開業記録

お店のロゴを作ってくれたデザイナーさんとの出会い〜ブランディングの第一歩〜

私のお菓子屋さん「夢見菓子」は、夜のイメージ&お酒を使った大人のお菓子屋さんが最初のコンセプト。

このコンセプトに至るには、あるデザイナーさんとの出会いがありました。

ロゴ作りを依頼したときの、「なんでそんなに面白くないブランドにするんですか?」と言われたあの瞬間から、私のブランディングが始まったのです…。

今回はそんな夢見菓子のロゴ作りの体験談をお伝えします。

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ネット販売ではパッケージやロゴ、イメージが大事

夢見菓子はネットでの販売が中心となっています。

ネット販売はロゴやパッケージ、イメージ写真、商品写真というように、視覚で訴えるのがとても大切で、味のわからないものを写真から想像してもらうことになります。

私は前職はイベントの企画の仕事で、デザインとかビジュアル的なことにすごく疎くて、絵も描けません。

ロゴを自分で描いてデータ化してとか、そういうのは絶対できなくて、デザインなんて遠い世界だと思っていた私にとってはかなり不利でした。

「夢見菓子」のロゴ誕生秘話

お菓子屋さんをはじめるときにまず名前を決めました。

ロゴも必要だとはなんとなく思ってたけれど、そういうことができる知り合いもいないし、どうしようかと頭を悩ませていた中で、どうやってロゴが生まれたのでしょうか。

デザイナーさんとの出会い

起業したい人達が集まる交流会に参加したとき、名刺交換した人の中に年上の女性のデザイナーさんがいました。

話を聞いてみると、老舗のお菓子屋さんのパッケージデザインをやっていた経歴があり、マーケティングデザインにも精通している方で、独立するにあたってサンプルとして作る人を探してます、ということをおっしゃっていました。

お話ししたのが交流会の終盤で、少ししか話せなかったのですが、それがとても頭に残っていたのです。

こんなチャンス他にあるかなと思い、思い切って後日連絡をすると、快く引き受けてくれることになったのです。

ロゴを作るときにデザイナーさんに言われた衝撃的な一言

ロゴを作るにあたって、どんなお菓子屋さんなのかを説明しなければなりません。

当時まだ今のようなコンセプトはなく、「素材にこだわった、良いガスオーブンで焼いたお菓子を作ります」とデザイナーさんに話しました。

すると曇った顔をして「なんで蓮理さんが作るのにそんなに面白くないもの作るんですか」と言われました。

その一言が私の心にグサッと刺さったのです。

デザイナーさんはロゴ作りの前に私のことを調べてくれていて、それまで私がやっていた音楽活動の曲の雰囲気だったり、私自身が持ってる雰囲気、そういう世界観を知ってくれていました。

それなのに、なぜそれを生かさないのか?というのが純粋な疑問だったそうです。

「夢見菓子」で表現したいことに気が付いた

普段から真っ黒な服を着て、音楽も暗い曲ばかり作り、夜の世界を表現するということをやりたいと思っていました。

夜というのは神秘的な時間で、朝を迎える前という意味もあり、夢の世界に吸い込まれていく時間でもあって、そういうものを音楽を使って表現したかったのです。

お菓子を作ることは好きでも、お菓子にはハッピーな、昼間の、というイメージがあり、自分にはなじまないと思っていました。

お菓子屋さんになりたいというイメージと、今まで自分がやってきたことのイメージが合わないことへの抵抗感がせめぎ合っていたところ、デザイナーさんに言われた言葉によって、私自身がお菓子という固定概念にとらわれていたことに気が付きました。

私が作るんだったら、夜のお菓子を作ってもいいのでは?

それが結果的に差別化になり、「私だけが作っている私だけのお菓子になる」ということをデザイナーさんが教えてくれました。

それが私にとってブランディングの第一歩だったというのを鮮明に覚えています。

「夢見菓子」のコンセプトが決まったことでロゴも決まった

夜のイメージのお菓子って何だろう?

当時お手伝いしていたバーでお菓子を作っていること、自分で作っている曲の世界観を活かし、曲のタイトルがそのままお菓子の名前だったらおもしろいかなとか、そういうことを考えるようになりました。

バーと夜なので、お酒を使ったお菓子はどうだろう?ということで、夢見菓子の最初のお菓子は大人のお菓子というのがコンセプトになりました。

作るお菓子のイメージが固まると、ロゴはこの色がいいんじゃないですか?こういうのどうですか?とデザイナーさんに提案していただきました。

夜だけどお菓子ということもあり、女性に食べてほしいと思っていたので、女性に買ってもらえるような、可愛いさを残したロゴにしましょうと話が進んでいき、ロゴが完成しました。

ロゴが完成すると、今度は全体のイメージが湧くようになって、そのあとのイメージ写真なども考えるのがすごく楽になりました。

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自分が作って自分が売り続けるということで大切なこと

商品を自分が作って自分が売り続けるということは、売れる商品を作ることも大事ですが、それ以前に自分の中にあるやりたいことを表現するのがすごく大事で、そうでなければ自分がやる意味がないし、続かないと思います。

まず自分の中の一番濃いものを抽出するのが差別化やブランディングにすごく大事ということにロゴ作りを通して気が付きました。

ロゴ作りでは、自分の一番濃いところを抽出したイメージで、それが最初にできたのはすごく良かったと思っています。

今はそのイメージをもっと人にわかりやすく伝えるために、当時のイメージからはだいぶ柔らかくしています。

それでも最初に作り上げたイメージには今も救われているし、現在ケーキの箱を新しく作っていますが、そういったブランドイメージを印象付けるものを作る時に立ち返ることも多いです。

ロゴ作りで気づいたオリジナリティの出し方

私はブランディングを語れるほど知っている訳ではありませんが、最初に「どういうお菓子屋さんです」というのは絶対に決めておいた方がいと思います。

では、それがわからないときにどうするか?

ブランディングに初めて触れて気づいたことがあり、オリジナリティや差別化は意外と組み合わせでできているのです。

すごく斬新なものを作らなきゃと思うのではなく、自分の得意分野をとらわれずに洗い出してみて「これとこれが合わさったら面白いかも!」という風に組み合わせを考えていくのが、オリジナリティを出すことの第一歩だと感じました。

そこから始めてみるとすごくアイデアを広げやすいし、世の中のものは本当にそういう要素が強いと感じます。

私にとっては夜のイメージとお菓子で、それをどうやったらうまく見せられるか、どうやったら人に伝わりやすくできるかということのために、ロゴがあったり文章があったりするんだなと思いました。

ということで、ロゴ作りを通して夢見菓子のコンセプトが決まったこと、ブランディングに初めて触れて気づいたことをお伝えしました。

もし同じように悩んでいる方がいれば、参考になると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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