キッチン利用者の声

【夢見キッチンの人々#8】nenokoku. 細井翔太さん

夢見キッチンの利用者さんに今の活動などをインタビューする企画の第8弾!

今回は、夢見キッチンの利用を経て今年ご自身の店舗をオープンされたチーズケーキ専門店『nenokoku.』細井翔太さんにお話をお伺いしました。

今後レンタルキッチンのご利用を検討されている方だけでなく、いつか自分のお店を持ちたい!という方にも参考になると嬉しいです。

細井 翔太

子供には食べさせたくない…
真夜中に食べたくなる大人のチーズケーキ専門店「nenokoku.」店主。

ビア&ワインバーのデザートメニューの1つとして、お酒に合うチーズケーキを開発したことからチーズケーキ専門店を始める。

日本では真夜中を表す言葉である「子の刻」。
1日の終わりについつい食べたくなってしまう大人のスイーツとして好評を博す。

「腹を満たす」だけでなく「心を満たす」ために作られたチーズケーキは「お酒とのマリアージュ」にフォーカスを置き、素材やレシピを考え抜いて製造される。

https://www.https://cheeseblank.base.shop/
https://www.instagram.com/neno_koku/

真夜中のチーズケーキ専門店「nenokoku.」

山本:今日はよろしくお願いします。nenokoku.は2023年の末頃から夢見キッチンをご利用いただいておりましたが、今年5月にご自身の店舗をオープンされました。今は毎週どこかの催事やマルシェにも出店されています。どんどん拡大されているところなので、これ以上大きくなったらインタビューするのも一苦労かなと思い今回お話を伺うことにしました。

細井:そんなことないですよ(笑)よろしくお願いします。

山本:まずは、お店の紹介をお願いします。

細井:お店のコンセプトとしては「子供には食べさせたくない、真夜中に食べたくなる大人のチーズケーキ専門店」です。

山本:「nenokoku.」=子の刻というのは、真夜中のことなんですよね。お酒にも合うチーズケーキで、濃厚な上にピスタチオ、アールグレイ、ブランデーなどのエッセンスもスタイリッシュです。

細井:元々、マルシェやポップアップ、催事の出店を中心に活動していました。今年、世田谷区の奥沢にお店をオープンしましたが、お店は週に1〜2回営業。変わらずポップアップや催事での出店も続けています。

大人のチーズケーキ専門店「nenokoku.」 店舗情報

住所:東京都世田谷区奥沢1丁目37−10
最寄駅:緑が丘駅
オープン日時:不定期のため、Instagramをご確認ください

サラリーマンから鉄板焼き屋での経験を経てチーズケーキに出会うまで

山本:細井さんは上板橋の夢見キッチンを利用されていたのですが、シェアキッチンの見学に来ていただいた時に「いつか鉄板焼き屋をやりたい」と言っていたのをよく覚えています。どのような経緯でチーズケーキを作るようになったのでしょうか?

細井:社会人一年目は新卒でサラリーマンをやっていたのですが、「一生この働き方をするのは無理だな」と感じていました。
元々、食べることとお酒を飲むのが好きだったので、それに関われたらと思って飲食店で働くことにしました。
人の言うことを聞くのも好きじゃなかったので、自分で自由にやりたいという思いもありました。

山本:そこで働き始めたのが鉄板焼き屋さんだったのですね。

細井:そうですね。鉄板焼き屋で8年間働きました。
8年間の間で、韓国にフランチャイズの店舗を出すということになり、26歳の時は1年半韓国で立ち上げにも携わりました。

山本:韓国語は、元々話せたりしたのでしょうか?

細井:全然わかりませんでした。在韓の日本人をバイトに雇って通訳してもらいながら店舗運営をしていった感じでしたね。
大変でしたけど、独立するのに向けて大きな経験だったなと思います。
今、大変なことがあっても韓国に比べたら日本語通じるしどうにでもなるなって思えます。

山本:すごいですね。確かに一度壁を乗り越えた経験があると、考え方も変わりますよね。
大きな仕事を任せられながらも、いつか独立したいという思いはあったのでしょうか?

細井:漠然と「独立したい」「店を持ちたい」というのはあって、やはり前職でやってた鉄板焼きで独立しようと思っていました。
ちょうどコロナ禍になり、シンガポールで店の立ち上げをやる可能性があったのもなくなったりもして。
独立するなら30歳で、と決めていたこともあって鉄板焼き屋を辞めました。

山本:当初は鉄板焼き屋で独立しようと考えていたんですね。そこからチーズケーキ屋になったのは、どんな流れがあったのでしょうか?

細井:鉄板焼き屋を辞めたとき、いきなり鉄板焼き屋をやるほどの貯金がなかったので、とりあえず1年間は自由な時間を過ごしていました。
そんな中でビア&ワインバーでバイトをすることになり、そこで「お酒に合うお菓子を作って」と言われて作り始めたのがチーズケーキとの出会いです。
半年くらいやって、お客さんからも「美味しい」と言っていただいて、それに乗せられて始めた感じですね。

何をやるか?の前にどう生きたいか?を考えて辿り着いた「チーズケーキ専門店」

マルイ溝口出店中の撮影

山本:チーズケーキの魅力はなんでしょうか?

細井:チーズケーキ自体が好きというより…これを話すと何十時間にもなってしまうんですが、独立するとき、「何をやるか?」の前に、「どう生きたいか?」を考えていたんです。
独立するにあたってどうなっていたいかを考えて、自分の人生の「ミッション・ビジョン・バリュー」をしっかり持つことが大事だと思いました。
そこで、自分のミッションを実現できそうだったのが「チーズケーキ」だったんです。

山本:その「ミッション」とはどんなものなのでしょうか?

細井:ミッション=心を満たす食の体験を作ることです。
心を満たすってどんな時間だろうと考えたとき、自分が一番落ち着いて飲食できる夜が思い浮かびました。
チーズケーキに出会ったきっかけがお酒を出すお店だったこともあって、「大人のチーズケーキ専門店」にしようと。

山本:自分の経験と、これからのミッションが結びついて生まれたのが「チーズケーキ」だったんですね。他にも候補があったりしたのでしょうか?

細井:なかったです。もしうまくいかなかったら次を考えよう、という感じでした。

山本:なるほど。とにかくそのミッションを中心に考えて商品作りが始まったんですね。

細井:最初はハードル低く始めたかったので、店舗を持つこともなく、チーズケーキも3種類くらいしかありませんでした。
アールグレイ・ピスタチオ・カカオの3種類ですね。

山本:初めて「夢見マルシェ」に出店していただいたときからありましたね!まず最初に出てきそうなノーマルなチーズケーキがなくて、尖ったコンセプトだなと思っていました。(笑)この3種類は今もありますね!

細井:そうですね。まだ残っていますし、アールグレイは一番人気の商品なんです。

山本:自分の人生に密接に繋がっているコンセプトがあってブレないから、最初にメインとして作った商品がずっと残っているのかもしれませんね。

夢見キッチン・夢見マルシェの横のつながりが自分を相対的に評価するきっかけに

山本:独立されるにあたって、シェアキッチン探しをされた際に夢見キッチンを見つけてくださったのですね。

細井:そうですね、最初は別の仕事をしながら副業的にやろうと思っていたので、通販のみで始めるつもりだったんです。
それでとりあえず始めてみよう、とシェアキッチンを探しました。

山本:最初、夢見キッチンを見つけていただいたのは検索からでしょうか?

細井:「東京 菓子製造業 レンタルキッチン」とかで検索したら出てきたのが夢見キッチンでした。

山本:上板橋のキッチン、遠いところから通ってくださってましたね。すぐに夢見マルシェにも参加してくださって。

細井:始めて2〜3ヶ月くらいの時に夢見マルシェ@大山かめやキッチンに参加させてもらいました。
定期的にマルシェを開催してくれたおかげで、横のつながりができて。何もわからなかった最初の頃には周りの方からやり方を教わることも多かったです。
初めての夢見マルシェのときにcocomalettoさん(マカロン専門店)がいろいろ教えてくださったのを覚えてます。

山本:cocomalettoさん、私もいつもお世話になっております。シェアキッチンを利用しているだけだとなかなか他の利用者に会って話を聞く機会が少ないのですが、マルシェに参加していただくと横のつながりができて学びも増えますよね。

細井周りを見ることで、自分がどのくらいやらなくちゃいけないのか相対的に評価できたのが良かったですね。
自分の店だけだとインプットがしづらいので、これまでもマルシェで他の人のいいところを盗んできたところがかなりあると思っています。

山本:「うちもこんな看板作りたい」とか「このやり方いいな」と思ったら取り入れていく、というのを繰り返して自分のベストを作り上げるというか。

細井:そうですね。

山本:ちなみに、他に夢見キッチンを使っていてよかったことはありますか?

細井:シェアキッチンのいいところとしては業態変更が簡単で柔軟にできるというのもあると思います。無店舗でやることの一番の特徴かもしれないですね。

山本:なるほど。マルシェ販売、ネット販売、委託販売などいろんな形で活動されている方がいますが、自分の店舗を持つ前にどんなものをどうやって販売するか、いろいろ試行錯誤していく期間にシェアキッチンを利用していただけるといいのかもしれませんね。

地元マルシェの常連さんのおかげで奮起、東京以外のマルシェにも出店先を拡大

山本:細井さんは確か2022年の12月くらいから夢見キッチンを利用していただいて、ちょうど2年くらいでご自身の店舗をオープンされたということで、かなり順調に拡大していった印象があるのですが。

細井:全然そんなことないですよ!まず、最初の一年はあまり何もやっていなかったです。
とりあえず販売してみようと思って始めたけど、マルシェも月1〜2回くらいしか出ていなくて。
通販を始めても注文も入らないし、ちょうど夏が来て全く売れない時期も重なり、正直半年でやめようかと思いました。

山本:そんな時期があったんですね!でもそこでやめなかったのは何か心境の変化があったのでしょうか?

細井:時々出てた地元のマルシェで常連さんが、少しだけどついてくれてたんですよね。
その人たちが喜んでくれて、「次はどこでやるの?」と聞かれることもあって。
コミュニケーションが取れたこと、お客さんが喜んでくれたのが大きくて、続けていこうと思いました。

山本:今では毎週どこかのマルシェに出されていますが、その頃から出店が増えていったのでしょうか?

細井:夏を過ぎて、「このままではいけない」と思って、マルシェと名のつくものにはとりあえず申し込みをしてみるようになりました。
栃木・茨城など、少し遠方でもいけそうなところは行くという感じで。
最初は審査で落とされることも多かったので、出られるところにひたすら出てた感じでした。

山本:東京以外の少しローカルなエリアに行くという戦略があったのでしょうか?

細井東京以外のエリアに行けば、通販につながるのでは?という予測はありました。
東京はものが溢れかえってるし、マルシェも毎週どこかでやっていて。
あと単純に、今より知名度がない状態で相手にされなかったというのもあって、もっと広いエリアに展開していこうと思いました。

山本:今の出店は東京とそれ以外のエリアは半々くらいですか?

細井:昔は地方が多かった時代もあったんですが、今は平日は都内・首都圏が多くて、週末はなるべくいろんなエリアに行こうと思っている感じですね。
栃木・茨城をはじめ、愛知・長野などに足を伸ばすこともあります。
実際、地方に行くことで、通販の増加も繋がりました。

物件探しは驚異の2週間で完了!内見前から惚れ込んだ物件が初の実店舗に

山本:ここから、今年5月にオープンされた店舗についてのお話を聞けたらと思っています。2024年末くらいに契約されて、オープンしたのが2025年5月でしたよね?

細井:そうですね。初めてマルシェに出た時のちょうど2年後に物件契約をしました。居抜きですぐに営業許可が取れたのですが、他のマルシェとの兼ね合いもあってしばらくは工房として利用していて、店舗としてオープンするまでは半年くらいかかりました。

山本:物件探しは苦労しましたか?

細井:実は探しはじめて2週間で見つかったんです(笑)

山本:2週間ですか!?早い!

細井:12月にいい加減自分の拠点を持たないとまずいなと思って、物件を探しはじめたんです。
その頃には夢見キッチンと、知り合いのお店の空いてる時間を借りて製造する形でやっていたのですが、11月・12月の繁忙期はそれでも足りなくて、お店が回らなくなってしまいました。
それで、翌年の夏までには店舗を持とうと思って物件を探していたのですが、まさかの2週間で見つかって。

山本:物件の出会いってタイミングですよね。ネットで探したのでしょうか?

細井:ひたすらネットで、希望物件の条件登録をしたりしていました。
毎日不動産屋から電話がかかってきていて、実際4〜5軒は内見に行きました。

山本:短期集中で内見もされていたんですね。

細井:今の店舗に関しては、条件見た瞬間に決めていました。自宅から近くて、焼き菓子屋の居抜きで営業許可が取れたことが決め手でしたね。
落ち着いた閑静な住宅街という立地もブランドコンセプトに合っていました。
最初は製造場所をメインで探していて、店頭販売できることについては重く考えていなかったのですが、それも同時に叶うことになりました。

山本:実際自分の店舗を始められて、シェアキッチンや間借りのときよりやりやすくなったのではないでしょうか?

細井:そうですね。製造場所の工面が必要がなくなって、いつでも使えてストックが置いておけるのが便利です。
また、衛生面でも安心感があります。シェアキッチンや間借りで作っていると保管場所に持って帰るというのがあるので、どうしても移動増えてしまい衛生面での心配がありました。

山本:自分の製造場所を持てると、これまでに制限があった部分が解消されてできることも増えてきますよね。今後はマルシェと店舗での販売を両立していくのでしょうか?

細井:マルシェは変わらず続けていて、店舗は今のところイベントに合わせて週1〜2回くらい開けています。
9月からイベントシーズンになってくるので、土日はイベント出店、平日はお店に力を入れてやっていきたいと考えています。

「美味しいものを作る」だけでなく「なぜ美味しいものがあなたの心に届いて欲しいか」が伝わるコンセプトを

山本:細井さんの話を聞いていると、本当にフットワーク軽いな!と感心してしまいますね。

細井:考えるとリスクも見えてきて動きづらくなりますよね。チーズケーキを始める、お店を始める時も不安はありましたけど、「死ぬほどのリスクはないかな」という感じで進めることができました。
あと、さっきもお話ししたんですけど、ミッション・ビジョン・バリューを自分で設定できていて、先の目標があるからというのも大きいと思います。
ミッションが見えてみればビジョンが見えてきて、行動が見えてくるので一つ一つの判断を難しく捉えなくても良くなるんです。

山本:「これがやりたいんだ」と言ってお店を始める人は多いですが、その先のミッションまで定義できている人は少ないかもしれませんね。

細井:僕の場合は、起業するタイミングで色々考えて決めました。お店のコンセプトの前に自分自身のコンセプトが大事だ、と思って、どういう人にどういう価値を提供したいかを考えました。
その時考えたことは、変わらないどころか深掘りできてる実感がありますし、常にアップデートしていっています。

山本:もし誰かに「自分のお店をやりたい」と相談されたら、やはりミッション・ビジョン・バリューから考えることを勧めますか?

細井:そうします。ブランドコンセプトを決めるには自分のコンセプトが重要で、それに沿って集客方法も変わってくると思うんです。
とりあえず始めるというのも大事ですが、さらにもう一歩進めるためには自分のコンセプトをしっかり決めるのがいいと思います。

山本:コンセプトって皆さん最初に悩まれると思うのですが、商品のことだけでなく自分自身のことから考えていくとより強固なものになっていくんですね。

細井美味しいものを作るだけならできる人がたくさんいるし、やりたいことだけやっていてもお客さんには刺さらないと思うんです。
「なぜ美味しいものがあなたの心に届いて欲しいか」ということが伝わるのは、一本芯が通っているお店だだからだと思います。

山本:私もよく相談されるのですが、「作るのが好きだから「好きなものを作る」だけで始めようとする人は意外と多いです。最初は周りの人に食べてもらって美味しいと言ってもらえても、実際購入してもらえるか?それが続くか?となると別の話、というのが現実なので、もっと深く考えましょうという話をするのですが、なかなか伝えるのも難しい。

細井:全くやったことがない人にとっては、どこまで考えていいかわからないですよね。
そういう意味では、シェアキッチンの利用者さんの中でいろんな人の意見が聞けて壁打ちができたのは良かったと思います。

山本:コンセプトがしっかりしているからこそ、フットワークが軽くなるし、新しい要素が出てきたときもコンセプトに照らし合わせて消化していくことができるんですね。

細井:今も日々、ただのチーズケーキ屋ではないプラスアルファの価値観を提供できるようにアップデートしていっています。
できるようになった部分もありますが、まだまだ足りないですね。

これからお菓子屋を目指す人へ:少なくとも一年は継続を!

山本:この流れで、これからお菓子屋さんを始めたい方へのメッセージをいただけますか?

細井:コンセプトについても大事ですが、やはり継続することも大事かなと思います。
常に考え続けないといけないですし、始めた以上は少なくとも1年間はやった方がいいかなと。継続しないと見えてこないものが多いので。

山本:シェアキッチンを使っている方で、意気込んで始めたものの1〜2回マルシェ出店をして売れなくて諦めてしまう、というパターンの方は結構いらっしゃるんですよね。

細井:シェアキッチンは敷居が低い分、やめようと思えばいつでもやめられますよね。
最初の何回かのマルシェは知り合いが来て、売上が上がって成り立つけど、3ヶ月もすれば知り合いも来なくなります。そこからが本当の勝負なんですよね。
そこで「なんか違う」と思って、やめる人は多いのではないでしょうか?

山本:本当にその通りだと思います。「製造・販売体験」だけやって終わるという。実際は製造なんて店舗運営の一部に過ぎなくて、宣伝や認知力の向上がどれだけ大変なことか…。

細井:僕は利益5万円をコンスタントに上げられるまでは絶対にやめないと決めていたんですが、それが一番辛かったですね。
でも、利益がちょっとでも出るようになったらそこからは早かったです。利益の出し方がわかったら、あとはその行動を増やすだけなので。
利益が5万円出るまではに半年〜一年くらいかかりましたし、半年で利益が上がらなかった時にはやめようと思ったこともありますが、そこからが本当のスタートだったと思います。
一年くらいで、チーズケーキだけで食べていけるようになりました。

山本:私も最初にお菓子の販売を始めたとき、他のお店の方に「2年経ったら一緒に始めた人はほとんど消えてる。とりあえず続けたらそれだけでアドバンテージになる」と教えてもらったことがあります。2年経ったとき、その人が言ってたことは正しいなと思ったんです。実際同じ時期に始めた人はほとんどいなくなっていたし、自分には2年分の知名度と経験ができていた。継続の大切さは始めたばかりだとわからないと思いますが、信じて続けてみてほしいですね。

最終的な目標は、昼はチーズケーキ専門店・夜は鉄板焼き屋!?

山本:今後の目標について聞かせてください。

細井:チーズケーキ専門店のゴールとしては、イベント・通販・店舗販売の3つのチャネルで相乗効果を生めるようなビジネスモデルを目指しています。
マルシェで買った人が店の近くに来てくれる、マルシェに行けないタイミングで通販で取り寄せてくれる、通販で買った人が近くに来た時に遊びに来てくれる、誰かにギフトとして贈りたいから通販で購入してくれるなどの相乗効果を作ることが今の目標ですね。

山本:チーズケーキ屋を超えた先には何があるのでしょうか?

細井:最終的には鉄板焼き屋を開きたいですね!

山本:あ、やはりそこには鉄板焼き屋があるんですね(笑)

細井:昼はチーズケーキ専門店、夜は鉄板焼き屋をやりたいです!

山本:楽しそうなお店ですね!

細井:そしてうまく行ったらハーレーを買います!

山本:その報告楽しみに待っています!今日は貴重なお話ありがとうございました!

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